退職の挨拶

 

 

 

 

 

 

この度、2025年1月5日(日)をもってCASANOVA&COを退職致します。

 

 

 

 

 

8年と少し、CASANOVA&COでお客様、皆様とお会いさせて頂きました歳月は、とても幸せな時間でした。

 

 

 

 

 

お客様方からは、日々、前に進むことができるエネルギーを頂けていました。

 

 

 

 

 

また、これまで取り扱いをさせて頂きましたブランドのデザイナー、関係者の方々にも、とても感謝しております。

 

 

 

 

 

ご自分の仕事に全身全霊で取り組み、凄まじいまでのものづくりを行なうブランド、つくり手、技術者の方々からは、仕事への取り組み方、向き合い方、大きく言うと"生き方"に近いことを教えて頂きました。

 

 

 

 

 

 

洋服を通して、"価値観が変わる"・"考え方が変わる"ということを、//subjunctionというブログで何度も書いてきました。

 

 

 

 

 

 

 

そのことは、店頭でも同様のことをよく話しをさせて頂きましたが、それは紛れもなく、僕自身がとても実感してきたことです。

 

 

 

 

 

 

 

洋服が店頭に陳列されているという当たり前のこと。

 

 

 

 

 

 

でも、それは誰かの仕事でできています。

 

 

 

 

 

 

そして、それが洋服のレベルが高ければ高いほど、そこに注がれている技術も、時間も、精神も、どんどんレベルが高くなる。

 

 

 

 

 

 

近年、「やっぱりカネタ織物さんの生地はすごい」とか、「葛利毛織さんの生地はすごい」、「ファッションいずみさんの縫製は綺麗だ」というような言葉が、CASANOVA&COに来店頂くお客様から言ってもらえるようになりました。

 

 

 

 

 

 

洋服業界で、唯一の"伝え手"・"発信者"であるセレクトショップ(小売店)で、僕は、そのようなお店の姿を実現したいと考えていました。

 

 

 

 

 

 

幸いにも、デザイナーだけではなく、洋服業界の垣根を超えて、機屋さんや、縫製工場さんに店頭に在店してもらえるという機会を何度もつくることができたことは、僕はこれからの洋服業界にとって、一つ必要な姿ではないかと思っています。

 

 

 

 

 

しかし、そのようなことを実現できたのも、賛同してくれたブランド、高い技術力を持つ洋服業界の川上の方の共通意識があったからこそだと思います。

 

 

 

 

 

 

洋服は、本当に、本当に、奥が深いもので、"人生の教養"にもなるものだと僕は本気で思っています。

 

 

 

 

 

 

ですので、これまで//subjunctionを通して、洋服を手にして頂いた方々は、それを、しこたまご愛用ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、2025年からのCASANOVA&COは、既に新しい形としての準備を日々進めています。

 

 

 

 

 

 

これまで以上の勢いと、パッションを感じられるセレクトショップとして運営をしていく予定ですので、お客様皆様には、これまでと変わらぬご愛顧を頂けましたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

僕は、1月5日(日)までは店頭にいますので、もう少し、//subjunctionでも洋服を紹介させてもらうつもりですが、一度ここで皆様に感謝を申し上げたいと思います。

 

 

 

 

 

8年とちょっとの間、ありがとうございました。

 

 

 

福田 暁彦

 

 

 

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