こんにちは。
CASANOVA&COの野口です。
本日はお知らせ。
25AWブログでのご紹介のトップバッターは昨日のNomàtでしたが、25AWのイベントとしてのトップバッターは、今シーズンもこの方々。
WONDER ROOM 25AW launch event
2025.08.09 ~ 2025.08.17
今年の1月に引き続き2回目の開催となります、WONDER ROOMのイベント。
今回はブランドチームから、圍さんと岡本さんがお越しいただけます。
初日の土曜日と、2日目の日曜日に在店いただける予定です。
ブランドに関しては1月のタイミングにご紹介いたしましたが、大変ありがたいことに1月のイベント時にほとんどの商品が店頭から旅立ってしまい、この半年間ほとんどWONDER ROOMのことをご紹介できずにおり、皆さんに知って欲しくてウズウズしているので今回も少しご紹介させてください。
ただ、1月のタイミングでは対談した内容を18時間かけて超事細かに文字起こししたブログがあるので、「もっと知りたい!」って方はそちらをお読みください。
対談とはいえ、僕は相槌しか打っていませんが。笑
それはさておきWONDER ROOM、ブランドスタートは2025SSです。
つまり今回が初めての秋冬シーズンとなります。
WONDER ROOMの最大の特徴としては、”天竺・裏毛”のブランドであるということ。
そしてさらには、ブランドで使用される生地は全て圍さんのコントロールにより生み出されたオリジナル。
この圍さんのつくる”天竺・裏毛”が、かなり半端ねぇ。
どのようにパないのかは明日以降のブログでそれぞれの生地をご紹介しようと思いますが、とにかくその追求する姿勢と手法。
WONDER ROOMの生地の開発のためにつくられたテストサンプルの生地見本をイベント期間中に展示するために送ってもらう約束を取り付け、それが本日到着したのですが、想像の5倍くらいの量だった。笑
これが、それ。
の、ほんの一部。
全然何が何だかわかりません。笑
イベント初日までに勉強します。
ただわかっていることとしては、それぞれが、撚糸を変えたり、糸番手を超細かく変えたり、糸の飛ばし方を変えたり、度目を詰めたり緩めたり、、、
”テスト”という言葉では表すことができないほどに、しらみつぶしに全ての可能性を試して高みを目指していく工程を経ている。
WONDER ROOMのテキスタイルはそれがスタンダード。
数回の試行錯誤を行なって出来上がったものに”最高”という称号を当てがっているのではなく、出来る全てを物理的に試験した上でその中から最良のものを”最高”と呼ぶのが圍スタイル。
膨大な時間とコストと手間と、それに付き合ってくれる職人さんとの信頼関係が必要になるこの手法は、圍さんにしか出来ないと思う。
だからこそ、WONDER ROOMの生地は天竺・裏毛への一般的な期待値を大きく飛び越えてくる。
一般的にアパレルの世界で言われることのあるような天竺や裏毛に対する”妥協”や”諦め”といった類の感情とは無縁の、本当の”天竺・裏毛”の実力。
これは本当に洋服との向き合い方や感じ方が大きく変えてくれた出会いでした。
そして、そのような素材を調理するのは、デビューシーズンに引き続き、松本さん。
松本さんのデザインやパターンは、生地の魅力としての”尖った部分”をそのまま最大限に生かしたアウトプットだと僕は感じている。
だからセオリーからはみ出した部分が沢山ある。
だけど、”天竺・裏毛”だからこそ、とても”優しさ”を内包した洋服に仕上がっていると思う。
この、”尖り切った先にある優しさ”はWONDER ROOMを体感する上でのキーワードの一つだと思うので、覚えてから今日寝てください。笑
明日からは、今シーズンWONDER ROOMで展開される生地についてご紹介していきます。
アイテムの着荷が撮影に間に合えば、商品画像もあるかも、、、?
楽しみにしていただけましたら幸いです。
続く。