こんにちは。
CASANOVA&COの野口です。
本日は、タイトルの通りお知らせです。
IRENISA 25FW / LIMITED STORE
2025.09.20 (SAT) - 2025.09.28 (SUN)
今シーズンも開催いたします、IRENISAのリミテッドストアー。
本当にありがたいことに、ブランドのデビューからずっと続けて、半年に一回開催させていただいているこのイベント。
このイベントの為だけにわざわざ東京からお越しいただけるデザイナーの小林さんと安倍さん、そして何より毎シーズン楽しみにしていただいているお客様の皆様があってこそ、ここまで続けることができました。
僕のカウントが間違っていなければ、今回で11回目のコレクション。
そしてつまり、今回で11回目のリミテッドストアー。
ブランドデビューの2020FWコレクションからご覧いただいているお客様もいらっしゃるので、そのような方には感じていただけていると思うのですが、デビューの時は10型ほどだったラインナップも現在では1回のコレクションのラインナップがIRENISAのアトリエに収まらないほどの量になってきた。
それだけ多くの人に認められ、求められているということだと思うのですが、そのような加速度的なブランドの成長の中にあってもIRENISAはスタンスを変えていない。
その”スタンス”というのは、”パタンナーである”ということ。
それを象徴するかのように、今回の25FWコレクションではブランドで初めて普遍的なノッチドラペルのテーラードジャケットが存在します。
初めて普遍的なテーラードジャケットを、このタイミングに、IRENISAとして発表する意味合い。
IRENISAのテーラードジャケットに込められた思いやパターンのテクニックを展示会の時に小林さんから詳しく伺い、改めてIRENISAとしての原点を大切にした上でよりタイムレスでシーンレスな”核心”に迫るブランドとしての覚悟や気概を感じました。
ただ、決してそのような普遍を迎合してわかりやすい着地点に帰結させるだけではなく、今までのIRENISAが大切にしてきたクラフトマンシップと色気を同時に感じさせるようなアイテムたちも数多く展開されている。
ハンドプリーツの加工を施したシャツとパンツ、ウールカシミヤのリバー縫製ハーフコートなど、IRENISAの洋服づくりの背景を感じさせる、手仕事でなければ生み出せない意欲作。
さらにはモヘアシャギーのチェスターコートや、クラッシュベルベットのブルゾンやパンツなど、装いに気品を感じさせるIRENISAらしい重衣料もある。
コレクション全体のラインナップが増えたからといって濃度が薄まったわけでは全く無い。
むしろ、IRENISAが得意とするそれぞれの要素において、”パタンナーである”という軸足にきちんと重心を載せた状態で、今まで以上に一つ一つのパンチが確実に重く強くなっている。
リミテッドストアーという機会だからこそ、そのようなブランドの礎とも呼べる部分にまでピントを合わせてご覧いただくことができると思います。
11シーズン目のIRENISA、ぜひ楽しみにしていてください。
明日か明後日くらいには商品が到着するので、到着し次第ウチの中山がおニューのカメラでバチバチの写真を撮ってくれる。はず。
木曜日くらいにはラインナップを一部ご紹介できると思います。
また今回も、9月20日(土)と21日(日)の2日間はIRENISAデザイナーの小林さんと安倍さんが在店していただけます。
ぜひお二人の本人の言葉で、11回目のコレクションをご体感いただけましたら幸いです。
また追って諸々ご紹介させてください。