ここ最近、この秋冬シーズンの"大物"を紹介してきていますが、今日もまた、CASANOVA&Co.の秋冬シーズンの"逸材"を紹介しますね。
この秋冬シーズンで3回目の取り扱いとなります。 コレクションとして生み出す、いわゆる"ファッションブランド"ではありません。
が、 秋冬シーズンにとても適してる。
COLDBREAKER
HOOD VEST
material _ WOOL 100%
color _ L.GRAY,VIOLET
size _ S,M,L
price _ ¥12,000-(+ tax)
医療目的でポーランドで生まれたCOLDBREAKER。
4年程前のことかな。
とあるインポーターさんのとこから見つけ、そこから製作をお願いしていて、同じものはそうそうないと思いますよ。これ。
フード付きのボアのベストです。
見たら分かると思うけど。
しかしながら、ボアといっても広く一般的には、ポリエステルボアが中心なはずです。
いわゆるリサイクル素材だったりもあるかな。
ポリエステルは嵩高性にとても優れている素材だから、ボアのようなウォーム感のあるものをつくるのにも適しているんだけど、やはりどうしても化学繊維ならではの軽薄さっていうのを感じちゃうんですよ。
あとは、静電気かな。
まあ、そういったポリエステルの生地は、帯電防止の後加工が施されるはずだから、多少の静電気は抑えられるけど、やはりウールのセーターとか重ねたときの"バチバチ"はあるでしょ。
それもそのはず、繊維にも電極があって、プラスかマイナスかどっちかは忘れたけど、ポリエステルとウールは正反対の電極を持つんですよ。 素材の特性上。
だから、冬服の組み合わせでポリエステルボア+ウールセーターorポリエステル繊維を使ったインナー+ウールセーターなどの組み合わせは最悪。
文字通り「バッチバチ」になっちゃうわけですよ。
そこで、皆様に推奨しますね。
ウール100%のボア。
お手持ちの上質なウールのセーターや獣毛(アルパカやカシミヤなど)のセーターの上からCOLDBREAKERのこのヴェスト着てみて。
超快適。
同じ電極を持つ素材同士だから、バチバチする心配はないし、天然繊維特有の、過剰ではない、ナチュラルな温かさを感じられる。
そして、ポリエステルにはない通気性。 風を通すってことじゃないですよ。
呼吸するってこと。
蒸れがなく、適温・適湿状態を維持してくれる。
更には、軽さ。 着たときのボリューム感と反するような軽量感。
ウール100%のボアならではですよ。
そもそもブランドとして術前、術後などの弱った体を優しく温め、いたわることを目的としたオリジナルのボアですからね。
天然繊維のポテンシャルを体感してみて。
しっかりとボリュームがありますね。
ポケットや生地端などに太いパイピングが施されていますが、裏地などは付きません。
L.GRAYには、薄いグレーをベースに、僅かに濃いグレーの羊毛がブレンド。
少しだけ透明感を感じるかな。
VIOLETのほうは、ネイビーとレッドの羊毛が組み合わされてるように見えますね。
初めて展開するカラーリングですが、ダークトーンに映えるイメージでつくってもらってます。
気になるサイズ感は、普通です。
僕(167cm)でSサイズ。
温かく、軽く、冬を快適に過ごせることを約束するヴェストですが、スタイリングにはとても抜け感が出ます。
できるだけ上質な洋服と合わせるようにしてあげてください。
3年物のMOTHER HAND artisanのセーターの上に着ていますが、素材の質が良いコートとかのアウターの下に忍ばせるのも良いかもしれませんね。
ケア方法については、取り扱い絵表示にある通り、特段気にされなくても良いでしょう。
神経質な方じゃなければ洗濯機にもぶち込める。
ネットに入れてると安心だけど。
寒い時に気兼ねなく着て、スタイリングの幅を楽しんで。
今日、5日より店頭に並べてます。