こんにちは。
CASANOVA&COの野口です。
本日も今週末からのこちらのイベントに関して。

DAN TOMIMATSU ORDER EXHIBITION
2025.05.02 (SAT) - 2025.05.10 (SUN)
毎年恒例となっているDAAN TOMIMATSUのオーダーイベント。
本日は、こちらもまた毎年恒例となありつつある、BESPEAK(ビスピーク)のご紹介をさせてください。

もう5年連続5回目くらいでしょうか。
当店におけるDAN TOMIMATSUのオーダーイベントでは、同タイミングでご紹介をさせていただいておりますのでブランドのことをご存知いただいている方も増えてきていると思います。
が、改めて、ブランド公式のステイトメントを。
BESPEAKはデザイナーの富松 暖により2019年に創業された、オーダージュエリーブランドです。
私たちの指輪はお客様よりオーダーを頂いてから、一点一点、熟練した日本の職人より設えられます。
"心身と調和する指輪"をコンセプトに、ご検討の時間を含め、製作、お渡しするまでの一連の体験を私たちのデザインとして提案しています。
BESPEAKはオーダーメイドを表す言葉、BESPOKEの現在形です。
素晴らしいオーダージュエリーの文化を、現代に適したかたちへ、そして未来へと繋ぎます。
BESPEAKというブランド名は、スーツやレザーシューズのオーダーメイドという意味合いで使われる”ビスポーク”という言葉から生まれています。
そもそもの”ビスポーク”は、”Be spoken”という言葉からの成り立ちで、つまりテーラーやフィッターとの対話から生まれる”誂えられたもの”を指します。
BESPEAKは、”Be spoken”を現在形として捉え直したものとして名付けられた、ということです。

こちらもまたステイトメントの通りではございますが、大前提としてBESPEAKはオーダーメイドリングのブランドです。
そのため、”完成された商品”は存在しません。
みなさま自身で、自分自身と向き合い、ひとつひとつ組み上げていく。
その時間や紆余曲折そのものが、BESPEAKのジュエリーのストーリーになり、価値となります。
そのため、僕の経験上では、お選びいただくには最低1時間ほどのお時間は必要になるかと思います。
...というよりも、それくらいのお時間を頂戴できましたら、きちんとBESPEAKが提供する”時間”という価値を感じていただけるのではないかと思っています。

BESPEAKでは、皆様で決めていただくことができる項目がたくさんあります。
・リングの号数
・ベースとなる形状
・ボリューム
・使用する地金の種類
・仕上げの磨きの種類
ひとりひとりの肌の色、手や指の骨格、好みは千差万別ですから、何から決めていただいてもOKです。
経験上では、それぞれの項目を行ったり来たりしながら全体のイメージが固まってくる方が多いですが、BESPEAKにルールはありません。
気になることは全て僕をはじめスタッフにぶつけて頂き、自由にBESPEAKを楽しんでいただけましたらと思います。

僕も2年ほど前に、BESPEAKで結婚指輪を製作頂きました。
めちゃくちゃ個人情報だけど、僕の妻は美容師でして、仕事中も指輪を付けておくことはできるけれど、仕事の邪魔になるようなデザインはNGでした。
僕はご存知の通り洋服屋なので極論どんな指輪でもOKですが、一般的にはそうはいかない。
そこで僕たちは、夫婦で指輪のボリュームを変えることにしました。
男性と女性で指の太さも違うし、何より妻は美容師なのでお客様のシャンプー中とかに頭にごっついリングがガリガリ当たるなんて最悪なので。笑
ベースの形状と地金の種類は揃えて、妻のリングだけ一回り華奢なボリュームに設定しました。
自分で言うのも変だけど、こうやって職業やライフスタイルに合わせて自分に合わせた選択をしていくことが最もBESPEAKらしい体験なのではないかと思います。


BESPEAKの指輪は、とてもシンプルです。
とてもシンプルですが、その分めちゃくちゃ魅力的です。
「BESPEAKを決める時、こんなことをイメージした」とか「こんなことを話した」というひとつひとつの決断に至るコミュ二ケーションや心の動きの全てが、そのシンプルな造形の中に閉じ込められているから。
裏を返せば、そのような”体験”までをジュエリーに閉じ込め日常的に寄り添えるものであるためには、研ぎ澄まされたシンプルな造形でなければならないのかもしれません。

BESPEAKにおいては、悩むことも、考えることも、話をしたことも、全てが完成したリングの価値になります。
だからこそとてもハードルの高いジュエリーのように思われるかもしれませんが、きちんとサポートさせていただきますのでご安心ください。
特に初日となる2日には椎木さんも店頭におりますので、富松さんと椎木さんの対話の中でBESPEAKが生まれた背景なども聞いていただけると思います。
洋服に限らず、店頭で実物を見てものを買うという行為の有用性が希薄になりつつある現代ですが、BESPEAKは確実にその現場にしかない”体験”を伴うものとなります。
BESPEAK用の空間をご用意してお待ちしておりますので、お時間にだけ少し余裕を持ってお楽しみいただけましたら幸いです。
それでは、5月2日土曜日から、皆様のご来店を心よりお待ちしております。