こんにちは。
CASANOVA&COの野口です。
FAUVESからNUVO Ⅱというモデルが届きました。
今回新登場の形です。
新登場なのですが、今までもあったかのような見た目と、静かな存在感。
形自体に目新しさは無いかもしれません。
ただ履いた瞬間「やっぱこれっていいよね」と感じていただけると確信しています。
完成度が高い、ってこういうことを言うんだと思います。


FAUVES
NUVO Ⅱ (Denim)
color _ Faded Black
size _ 2,3,4,5
ほらね?普通でしょ?
そもそもFAUVESを長くご覧いただいている皆様には名前も既視感があるかと思います。
NUVO。FAUVESが生まれた時からブランドの原点として大切にしてきた形。
その、ツー。後継者です。
後継者というとNUVOが過去のものかのように時系列が生まれてしまうので語弊がありますが、、、

NUVO ⅡはNUVOよりも少し太めのシルエットです。
厳密に言うとパイプドステム。
膝上太もも辺りから裾まで一直線に落ちる直線的なシルエット、ということです。
なので、ワイドシルエットではなく、一切のテーパードがないストレートシルエットです。
先ほど「時系列が生まれてしまう」と言いましたが、NUVOという言葉が元来持つ時間性をもとに表現するとすれば、NUVOとNUVO Ⅱを行き来することは現在と未来を行き来するようなイメージ。(僕は)
でも決して過去にはならない、みたいな。
NUVOが現在側、つまりナウな気分の時で、NUVO Ⅱが少し前に踏み出そうとしている未来側の時もあれば、
入れ替わってNUVO Ⅱが現在側、NUVOの方が先取り的なニュアンスになる時もある。みたいな。
、、、めちゃ分かりにくいと思うんですけど、僕にとってはこの2つはどちらも過去にならずに今と未来を行き来するイメージなんですよね。
ちなみに今の僕はNUVO Ⅱがより現在側、ナウですね。
皆さんも感覚と研ぎ澄ませて、感じて、問いかけてみてください。





普通な形だと言いましたが、そもそもこれはFAUVES。あの福原さん。
ものづくり的には普通なわけがなくて、やはり普通じゃないことを積み重ねて"普通"のバランスに着地させています。
一つ一つの普通じゃないポイントを細かく掘り下げて理解しようとミクロで見るより、狂気の連続で生まれた"普通"に対してどう自分自身のスタイルの中で咀嚼する方が楽しいと思うので今日はあまり解説めいたことはしませんが、まぁマジで変です。様子がおかしい。
あとね、先日の展示会でも、とても良いことを聞けました。
FAUVESのパンツの裏側、シームをめくり「ここなんです!これがFAUVESなんですよ野口さん!」と嬉しそうに話す福原さん。
もうね、僕としてはこれが聞けただけで往復の新幹線とか朝の東西線運休の立ち往生とかも全部チャラ。
多分FAUVESを見たことがある人の1%も気づいてなさそうな話の内容でしたが、知識としてではなくて、そういう熱とか温度みたいなのを頂いた時が一番アガる。
ますますFAUVESが好きになったし、楽しめるようになりました。
マニアックなポイントに込められた熱でアガりたい方は店頭で仰ってください。



気を衒ったところはない、普通を極めたブラックデニム。
加工を入れている点においては今までのFAUVESの中では新鮮ですが、それ以外は目新しいわけではない。
ただね、なんだろう、普通ではあるけど凡庸ではないんですよね。
もちろんシルエットが抜群に綺麗とか、生地感がいいとか、加工のニュアンスがいいとか言いたい事は色々あるんですが、もうそういうのを超えたところまで来ちゃったNUVO Ⅱ。
2年ほど前に深澤直人さんの『ふつう』という本を読んだのですが、まさにNUVO Ⅱの存在は深澤さんの言う『ふつう』に通づるものがある。
卓越しているし、狂ってるし、スペシャルなんだけど、普通。
着用している姿から感じてもらえると思います。


分かりやすいようにTシャツをインしましたが、秋にはコンパクトめなハイゲージニットで合わせるのとか、今の時代には逆に新鮮。
寒くなったらハンティングジャケットっぽいものとかも良さそう。
単に太さが新鮮であるというより、コンパクトなヒップの見え方とホールド感、ノータックでパイプドステムの4ポケというバランスにテンションが上がる。
持ってるトップス全部が違う見え方になるくらいひっくり返ると思います。
こういうゲームチェンジャー的な存在って意外と普通っぽいものだったりしますから。
ただ、ここまで来ると多くの人にとっては未体験ゾーンであることも事実だと思います。
履いて、確かめてみてください。
初めてNUVO Ⅱを履くはずなのに、「やっぱこれっていいよね」と言ってしまうと思います。
ご覧いただけましたら幸いです。